パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2004-05-30 | ページ表示数:3344回

ドーターメーカー

発売日:2003-03-28
原画:浅賀葵
シナリオ:5 グラフィック:6 システム:6 総合:5
長所:オンリーマン  短所:短い
種類:W
恋人だった上司が死に、残された子供を引き取り共同生活を始める。しかし、主人公は彼女に手を付けてしまい・・・。大体はほのぼのと、手を付けられた娘も明るく、主人公を慕っています。一見するとただの調教物に見えなくもないが、最後の方の展開がみそ。選択肢は、ほぼHの種類を聞いてくる物だけ。それでも、6通りのエンディングがある。一番の特徴は2時間以下というその短さ。プレー時間が短いので、当然ながらCGも少なく、71枚。ストーリー命というか、仕掛け命の作品なので詳しいストーリー紹介はネタばれに書きますが、登場人物は主人公、義理の娘、主人公を思い続ける同僚の3人。CGは娘が8割方を占め、ストーリーでは9.5割方を占めている。ほぼ娘だけだと思ってもいい。絵は見ての通りの出来、声は普通、歌も普通、システムも普通。なんら困らないし、なんら驚かない。ということで、娘を調教したいという妄想をお持ちの方に最適・・・・かどうか分かりませんが、絵が気に入ったのなら、ボリュームを考慮に入れてどうぞご自由に。(それにしても、何故スカートがいつも捲れているんだろうか・・・・。)(ということで、こういう仕掛け物は、ネタばれが長いのです。死んだ恋人のサポート役だった主人公が、恋人の悩み、過労に気づいてやれなかったから死んでしまった。と思い込んでいる主人公と娘の愛憎劇なわけですが・・・・・あ、っそうって感じです。万が一本気で、この愛憎劇をやってみようと思っていたのなら、それはどうやったって18禁にはならないと思いますよ。復讐を甘んじて受けるのが自分の勤め。もしそうだとすると、復讐を実行した娘はどうなる?主人公は悪くてたかだか死ぬだけだが、娘はどうなる?最後に娘が記憶を失ったというのは演技かもしれないと主人公は独白しているように、娘が善人であればあるほど罪の意識を一生涯持ってしまう。罪の償いは他の方法でやるしかないと思うのですがどうでしょうか?とまぁ、そんな事を本気で考えているなんて事は万が一にもない作品ですけどね・・・・。とにかく、普通の調教物に家族の要素を加え、今までの調教、Hシーンを嘘にしてしまっている。家族物がやりたいなら、他所でやって欲しかった、というのが一番の感想です。

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