パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2021-05-15 | ページ表示数:127回

ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(一般)

発売日:2016-06-23
シナリオ:7 グラフィック:7 システム:6 総合:7
長所:ゲーム性  短所:操作性
種類:W
DRPG。状況の説明なしに急に始まるダンジョン探索。魔女の子弟が何かを探しているらしい。ということで色々と説明しないことで続きが気になるストーリー展開が魅力のダンジョンRPG。ストーリーはダークでドロドロしている。戦うのは人形達で最大5部隊40体。ジョブがあり最大12個のスキルを転職し取捨選択しながら強くなっていく。魔法(ドナム)はアイテムとして手に入る部隊の種類(結魂書)に記録されていて各種効果を含め戦いの肝になっている。装備にはランクが存在しておりランダムで拾う。合成として装備を使って数値を高めることが出来る。一応、お店もあるが基本的にはダンジョンで拾う。到達時点では勝てない敵が出たり、なかなか緊張感のある探索が楽しめる。コストに応じて色々なことができ、壁が壊せたり、即時帰還可能な脱出口を複数設置したり、敵から隠れたりできる。ランダム宝箱や採集マラソンしてクエスト(弟子のメモ)でアイテムもらったり、溜まったマナ(第二のお金)でパワーアップ(魔女嘆願)したり、隠しボスを倒したり、色々な要素がある。あとはストーリーで、とにかくダーク、虐待とか犯罪とか不道徳がそこかしこに。ダンジョン中に存在する断片的なメッセージから物語を読み取ったり、想像の余地がある。キャラ的にかわいい系ではあるが。全体としてよくまとまった良作で楽しめる。(Steam版は環境依存のバグがあり中盤以降フリーズが多発する。1~2階層探索したら帰還してセーブ、ゲームを再起動するようにしたら大体問題はなかった。)(ネタバレ:記憶があいまいだけれど、?がモーラを乗っ取り、次はフルーラ、バーバ・ヤーガ、マリエッタ(マリー)、イサラと乗っ取り、大ガラスと融合して世界を壊してしまった。途中大賢者のヌッタと出会い戦い辛勝してテネスに逃げ込む。そこでヴェルニアとイサラという優秀な魔女の卵と出会い利用しようとする。フルネラさんはいつの間にか死んで人形にされていた。で、ヴェルニアが事故死して、イサラの子供のルカ(マズルカ)が大好きなヴェルニアおばちゃんを人形(ドロテア)として生き返らせる。で、その人形とルカが主人公。人形はヴェルニアの記憶を断片的に引き継いでいて、棺の間から生き返るための道程で完全に思い出す。だけれど、死者の復活は禁忌だということで自ら生き返ることを拒否してルカに別れを告げる。ここで一旦ED。その後はほろんだ世界でマズルカの最後の抵抗に力を貸す。ここから絶叫ストーリーが続く、毎回誰か死ぬ。ちょっとうるさいし、ルカとドロテアの掛け合いが見られなくなったのでまるで別なゲームのような感覚に。バーバは消滅しているといいつつ、オオガラスの声はバーバだし、言っていることもバーバっぽい。最後の最後にイサラとドロテアが助けてくれるのだけど、ドロテア一号は焼き尽くしたんじゃ?とか思ったりする。そもそもバーバが何を目的にしていたのかよくわからなかった。真の不老不死?あと、イサラさんの最後の気持ち。ヴェルニアのことを恨んでいたのか?結構幸せそうに見えるけど?トト様も悪い人間ではなさそうだし。恨む気持ちもあっただろうけれど、悪霊に増幅されている感じだと理解した。あとはテネスの町の人たち、極悪人でも歯車が少し変わっただけで善良な幸せな人生が送れたかもしれないというのが切ない。実際そういう場合も多いのだろうなと。ルカがけなげだなぁと思ったら、そういう背景があったのか、、と納得しつつ、ドロテア様が対応がひどすぎて、もう児童虐待だと思えてちょっと辛かった。ぶってもらえるだけ幸せみたいなのもあったし。羊のメーメがなんかモンスターになっているのは笑った。これ人間を井戸に落としても同様にモンスター化する可能性あるのでは?)

©日本一ソフトウェア/ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(持ち出し厳禁)
©日本一ソフトウェア(ニッポンイチソフトウェア)/ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団(ルフランノチカメイキュウとマジョノリョダン)
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