パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2000-03-16(文章添付2000-4-4) | ページ表示数:5678回

フォークソング

製作:Rewnoss
発売日:1999-11-26
原画:小池定路 シナリオ:八雲意宇
シナリオ:8 グラフィック:9 システム:9 総合:9
長所:田舎の懐かしさ、身近な(?)ストーリー  短所:一味足らず?
種類:W_??
買うと良くわかるのですが、この作品実はゲームメーカーの合作と言って良い作品なのです。原画は週末の過ごし方等で有名なアボガドパワーズの人ですし、シナリオはXchengeで俗に抜きゲーと言われるゲームを作った人です(フリーのシナリオライター)。他にもいろいろなメーカーから人材が集まって作られた作品です。さて、さっそく内容ですが、一言でいうとほのぼのです。田舎です。恋愛です。詳しく言うと計6人の仲良しグループ(?)が三組のカップルになるまでを一組ずつ描いている作品です。ほとんどのキャラクターは個性的。主人公の6人のほかにはサブキャラ的に6人2組のカップルと二人の恋する人達が出てきます。主人公達と平行してその人たちの恋や話が進行していきます。しかしそんなシステムやシナリオはほとんど意味を成さないでしょう。これまた珍しい田舎の物語だということが大きなことです。どこかで見たことのあるような、神社、町並み、道、森そんなものが見所の作品。当然、それを補う演出が盛りだくさんです。音楽もとても雰囲気がありますし、絵もとても良い。シナリオもとてもよいのですが・・・・買えばわかりますがこのゲームでシナリオが決まったとき大変大きなブーイングが起こったようです。ほのぼの系のゲームなのに選ばれたシナリオライターが抜きゲーの人だったからそれはそうでしょうね。しかし、開けてびっくり玉手箱で微妙に(サブキャラのサブシナリオが)エロが混じってなんかよくわかりませんが良い雰囲気出してます。時々思い出したようにプレーしたくなる一品です。その証拠にこれをプレーし始めて管理者は一気に次の日までにクリアーしてしまいました。ストーリーは最初に三パターン選べるようになっているのですが、それらを簡単に説明すると。歩という引っ越してきたばかりの背の小さい女の子と背の大きい無口な先輩との恋物語、そして美夏と幼馴染の恋物語そして最後が長身の女の子と背の低い男の子の二人の物語で小さい男の子の横恋慕(?)の話です。何度も言うようですが懐かしくなるゲームです。おすすめは都会暮らしの一人暮らしの人かな?

©Rewnoss/フォークソング(持ち出し厳禁)
©Rewnoss(リューノス)/フォークソング(フォークソング)
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