パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2003-10-28 | ページ表示数:2273回

そら色メモリーズ

製作:GA-BANG
発売日:2002-09-27
原画:明音 シナリオ:渡部好範、DAI
シナリオ:7 グラフィック:6 システム:4 総合:7
長所:ストーリー?  短所:システム全般
種類:W
感動系恋愛ゲーム。父親を亡くし、5年ぶりに帰ってきた島。そこで幼馴染の少女達と再会する。そして次の日、起きてみると記憶喪失の妹が出来ていた。島の人々は口々にこのそらという少女を主人公の妹だと言う。そこで、再会した少女達と共に、本土に帰るまでの1週間、記憶を取り戻させるために島を散策することにした。というのが、出だし。ゲームは再会した三人の少女達の内一人を選び、そらと共に島を散策する。というが、プレーした感じでは散策というよりコブ付きデートといった感じ。意地っ張りな財閥の御嬢様なんかは完璧デート。引っ込み思案な巫女さんもそんな感じ。オトボケ発明少女は、トンデモ発明品の披露会の様相。このデート部分が長く、あまり代わり映えしない毎日で少し飽きるかも。そしてその後は相思相愛になるが、悲しみを忘れずに、囚われずに受け入れていれば、きっと・・・、という主題となる文句に関連して一騒動起きる。この主題は、ゲーム中、事あるごとに出てきて、少しげんなりするかも。と概略はこんな所。それにしても、「好き」と言われて「で何が?」と切り返す主人公の鈍感さは天下一品だ。今まで鈍感主人公のゲームを多くやってきたがここまで鈍感に次ぐ鈍感な反応を繰り返す主人公は見たことがない。もう少しだけ貶してみる。欠点が余りあるほど存在する。声優、録音、デザイン、システム、立ち絵。どれも良いとは言えない。声優は個人的な事かもしれないが、相当最後の方まで違和感があった。声の録音は音が割れていたように感じた、各種効果の使い方にも首を傾げたくなる所があった。デザインはもっとも気になった点で、立ち絵も関係して違和感があった。というのも背景がきれいなのにウィンドゥデザインなどのシステム関係のデザインが非常にお粗末だからだ。立ち絵と背景の境界線が目視出来るというかタッチがあまりに違いすぎる。システムは・・・・後で書く。というようにゲームの周辺部分は不出来だが、ゲームそれ自体はHも長めが各2回と内容にしては豊富であるし、ストーリーもちょっと単純だが悪くないだろう、プレー時間も10時間程度と程よく、なかなか楽しめた。ということで感動系が好きならやってもいいかも。(後はロリ系が多いのでそれ系統の人も。)以下ネタばれゲームなので、ファンタジーになっても良い。ヒロインが全員悲しみを抱えていても良い。初めから実は相思相愛でも良い。ただ、展開が同じなのがいただけない。ああ、もう8日だから明日にはHして次には白の少女が一騒動起こすな、と想像出来る。これがあるだけで傑作とは言えない。それにしてもそらはメインヒロインのはずなのにそらルートは紗苗ルートと半分同じだっていうのはどういうことだ?確かにいつも一緒で登場頻度は一番高いだろうけど・・・・。(主人公が未成年で5年前にそらとあったとき主人公と同年代・・・・そらって見た目何歳?)(修正パッチを入れたにも関わらず、マウスを他のアプリに取られたのか、フルスクリーンで動かない。他では聞かないのでウチだけだろうが、仕方ないのでタクスマネージャで手前に表示を実行してどうにか動かした。)(どうでもいいが、「しあわせクマさん」をプッシュしたいのだろうか・・・・・)(発明少女は・・・・チチバンドしてないのね・・・。日常でも。)(そらは散策に満遍なくヒロインを選択すれば良い、他の三人は一途に行こう。途中の選択肢は好かれるように少し注意して選んだ方が良い。)(音楽はAir似のまぁまぁの音楽だったような・・・・・歌?そういえば流れていたような・・・・。)(おまけの声優さんコメントって珍し長い。)

©GA-BANG/そら色メモリーズ(持ち出し厳禁)
©GA-BANG(ガバング)/そら色メモリーズ(ソライロメモリーズ)
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