パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2021-07-03 | ページ表示数:124回

Slay the Spire(一般)

製作:Mega Crit
発売日:2017-11-14
シナリオ:5 グラフィック:5 システム:7 総合:7
長所:ゲーム性  短所:運分多め
種類:W
デッキ構成ローグライクカードゲーム。攻撃、防御、行動値の回復など各種効果のある手持ちのカードで戦いダンジョンの奥地を目指す。マップはランダム作成。スゴロク型で分岐があるが一マスずつ進んでいき、そのマスに存在する戦闘(雑魚・ボス)、イベント、商人、休憩ごとに行動する。カードをアップデートしたり、プラスマイナスそれぞれの選択肢に答えたり。戦闘は行動値の範囲内で、カードのコストに応じて使用できる。相手の行動予定は見えていて、それに応じて防御値を積み重ねないとダメージを受けてしまう。HPの回復手段が非常に限られているので、少しのダメージも致命傷になりかねない。なので、速攻で倒したり、防御を重視したり、組み合わせを考えながらデッキを組んでいく。カードは戦闘後やイベント、商人などで取得できる。何を持っているかで、その後に出てくるカードがある程度絞られるらしく、なかなか欲しい時に欲しいカードが手に入らない。どのマスに進むか、どのカードを取得するかで大体強さが決まってくるが、出てくるカードはある程度ランダムで、マスで出てくる敵やイベント、商人の商品もランダム、なので、結構運の要素がある。微妙なバランスで歯ごたえがある。攻略に失敗すると、新しいカードやレリック(持っているだけで効果があるアイテム)、ポーション(使い切りのアイテム)が解放され、ゲームを始める際に多少のボーナスがもらえるだけで、基本は一から再開することになる。やり込みが果てしなくできるようになっていて、短時間クリアなど世界順位を競うことも出来る。一プレーは1時間前後で気軽にプレーできる、止め時さえ誤らなければ。好きな人はとことん好きになりそうな、よくできたゲーム。

©Mega Crit/Slay the Spire(持ち出し厳禁)
©Mega Crit(メガクリット)/Slay the Spire(スレイザスパイア)
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