パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2023-11-17 | ページ表示数:39回

緋王伝(一般)

製作:ウルフチーム
発売日:1992-6-26
シナリオ:6 グラフィック:6 システム:6 総合:6
長所:システム  短所:操作性
種類:D
Win版:無
SRPG。最大63体の魔物を操り滅亡目前の国の王子が戦うゲーム。SRPGとしては特殊なシステムで、全18ステージのマップに宝箱や魔物が落ちている。6匹1チームで複数チームを操作して戦闘する。戦闘は半自動で接触すると自動で攻撃などををする。戦略や魔法使用の有無は方針を決められる。プレイヤーの手で回復魔法やアイテムを使うことは出来る。マップのマスには特殊効果(敵味方の回復や防御力アップなど)があるものがあり、どこで戦うかは考えないといけない。隠し通路やスイッチ(壁が消える)のギミックもありクリアは意外に面倒。レベルアップや装備で強化可能。ただし戦闘キャラを絞っても無双できるくらいには強くならない。死亡した状態でステージクリアしてしまうとその魔物は失われてしまう。という感じのゲームでイメージ、詰将棋やローグライクのようなプレー感で正解を見つけてクリアしつつ、次のステージで楽が出来るように宝箱や魔物の取り忘れをせず、レベルアップするキャラもある程度絞るようにする感じになるだろう。ストーリーはステージクリア時に挟まれる。滅亡寸前で魔物の力を借りて人間を殺すことになるので若干ダークな感じがある。ただ魔物は封印から解いてくれた主人公に恩義を感じて手伝ってくれていて、悪さをするわけではないので悪いことをしている印象はない。画像の通りマルチウィンドウシステムで解像度が低いので慣れるまで操作しづらい。一番後ろがマップでその上の縮小マップ(ここで移動の指示が出来る)、それ以外は基本的に右上に縮小させておくのが良いと思う。色々とストレスが溜まったり、物足りなさはあるが良作だと思う。(スーパーファミコン版は大きく違っていて隠しステージなどがあるらしい)(チームを他のチームに追随させることができる。ただ行き止まりなどに移動させてから戻ろうとするとチームのキャラが邪魔で全く動かなくなることがよくある。面白いシステムなのだけれど色々と残念なところがある)

©ウルフチーム/緋王伝(持ち出し厳禁)
©ウルフチーム(ウルフチーム)/緋王伝(ヒオウデン)
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