パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2003-10-30 | ページ表示数:5148回

うたわれるもの

製作:Leaf
発売日:2002-04-26
原画:甘露樹 シナリオ:菅宗光
シナリオ:7 グラフィック:9 システム:6 総合:8
長所:定番一直線  短所:特異性のなさ
種類:W_??
SRPG。一本道。瀕死の状態を拾われた主人公を温かく迎えてくれる村の人々のため、尽力するゆったりとした毎日を暮らしていた。しかし、(記憶をなくし、取れない仮面を被った)主人公を助けてくれた姉妹と祖母との幸せな生活は長く続かなかった・・・・。とまぁこんな出だし。SRPGといってもストーリー部分の方が長く、ゲーム部分の難易度は低い。能力値も攻撃力、防御力、術防御力、技だけ武器や道具はなく、必殺技は各1個だけ。連続攻撃は威力に乏しく、最後までプレー出来るだけの魅力はあるが、積極的に楽しめるものではない。で、ストーリー。どこかのアニメの寄せ集めのようだが、楽しめる。非常に軽いが、丁寧に作られていて関心させられる。これぞ物語と言った感じ。怪しげなメッセージや主張を盛り込まず、丁寧にファンタジーの王道ストーリーを作り上げている。当然美少女ゲームというジャンルを意識して、多彩な女性キャラクターとのイベントが不必要に多い。ゲームの作りはSRPGである事を考慮して完璧な一本道で選択肢やキャラクターとの個別エンディングをなくしている、思い切ったことだが最良の方法だろう。というように、特に語るものは持っていない。しかし、プレー時間10時間以上とボリュームもほどほどで、丁寧に仕上げられた作品なので買って後悔するという事はまずないだろう。ただ、Hイベントが少し少なめで、その手のイベントが全く無いキャラもいる。(リニューアル版では難易度設定や声の導入など色々とパワーアップするらしい。)(正直いうと・・・・・大体、キャラクターが出揃った辺りから、飽きた。)(音楽、歌については特にどうという感想もない。)(何故か「竜機伝承」シリーズを思い出してしまった。)(オープニングはA.I.C製作だけの事はあり綺麗だが、もしこれがアニメのCMの一場面だとすると、格好悪いキャラ満載で受け悪そう、ゲームのオープニングだから許せるけど・・・・。)

©Leaf/うたわれるもの(持ち出し厳禁)
©Leaf(リーフ)/うたわれるもの(ウタワレルモノ)
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