パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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公開日:2005-12-10 | ページ表示数:3324回

夢の精

製作:13cm
発売日:1996-01-26
原画:あんみつ草、きゃろらいん=ようこ、QKAT シナリオ:うめ☆cyan、TAMAMI
シナリオ:3 グラフィック:4 システム:4 総合:4
長所:短い  短所:全部
種類:D
Win版:無
オムニバス。3つのストーリーは以下。二股がばれてしまった夜に二人の恋人がバニーガールの格好で現れ・・・『ONE』、ネコミミアイドルの控え室に忍び込んだ主人公が目にしたものとは・・・『ミンキーキャット』、誘拐されたお嬢様を助けるため敵のアジトに侵入する『ミッションエイジ』。各ストーリーは原画からシステム、シナリオ(重複あり)まで全く別人が担当している。毛色はかなり違うので、バリエーションが豊富と言えば、豊富なのかもしれない。ただ、各10分もあれば終わってしまうのはあっけなさ過ぎる。『ミッションエイジ』のみRPG風の戦闘が数十回あるので時間が掛かるが、『ONE』は最短1分以下でバッドエンドに突入する、『ミンキーキャット』に至っては選択肢さえない。通常のゲームのイベントが単体で唐突に始まり終わったという印象を受ける。CGは各20枚前後はあり豊富だが、流れるように使われてかつメッセージが少ないので、あまり有効に使われているとは思えない。それに完成度が高くない。システム部分は3つのストーリー共に違うが、フォントが細すぎたり、無駄な戦闘させられたり、飾り気がなかったりいまいち感が強い。メッセージスキップが高速なのが唯一の救いか。とにかく、全体的に荒が目立ち、短く内容が薄い、もう少しどうにかならなかったのかと悔やまれる凡作。(『ONE』はもしかすると、評価する人もいるのかもしれない。ヒロイン2人の心理状況や力関係が裏でうかがえるから。)(「ソーサルキングダム」のスタッフとかなり重複していた。まぁブランド名が違うだけなので当然ですが。)(『ミッションエイジ』は右側の扉に行けば、仲間の用心棒とH。左は特になし。最後に関係あるのか?)(『ONE』で1枚CGが見られなかった、どうでもいいので放置。)

©13cm/夢の精(持ち出し厳禁)
©13cm(ジュウサンセンチ)/夢の精(ユメノセイ)
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