パソコンゲームの解説、感想集[廃虚碑文]
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題名:AmbivalenZ (アンビバレンツ)~二律背反~ (_) ALICE SOFT 原画:むっち シナリオ:とり
F(D(W)) ストーリー 真面目なのり/乙女チック?
アリスソフトでナンバー1と言われるゲームがこれ。なにがナンバー1かというと「まじめさ」だそうです。アリスソフトのゲームはある程度のギャグが必ずあるものですがこのゲームは全てにおいてシリアス。主人公は一回たりとも笑わなかったと思います。長めのシナリオですが物語はさほど印象に残りません。とはいえ、良く言われるのが感動したという言葉。やはり純愛でしょうか・・・「とり」さんのシナリオはさすが女性だけあって乙女チックですね。あ、ゲームについてはAVGですが戦闘があります。というか戦闘がメイン。後は・・・題名についてですが哲学用語で、二つの相反する事象が同時に起こる事とでもいいましょうか・・・物語にはぴったりの名前です。

題名:アージュマニアックス ~伊隅四姉妹最期の日~ (_) age 原画:CARNELIAN、バカ王子ペルシャ、南風麗魔 シナリオ:鬼畜人タムー
W ファン 豪華?/作品としては×
アージュ以外の作品からも多数出演しているごちゃ混ぜゲーム。基本は「君がいた季節」で4姉妹+いとこ(螺旋階段)+主人公で「化石の歌」と「D」の舞台を旅するというもの。CGや音楽が原作と同じ物を使ってあったり、展開がどこかでみたことのある物だったりでパロディー(?)満載。それ以外に大筋の独自ストーリーもあるが、内容はファンディスクだからといって遊びすぎという代物なのでなんともいえない。ストーリーはふざけていてもその他はとっても作りこまれた作品。それに、ミニゲームもあれば、遊びもそこかしこにあり遊べるゲームになっている。個人的には中途半端な印象を受けたが、ファン向けのゲームであることを考えると相当な出来であることは間違いない。一本の作品として見ると・・・・・・バカゲーとしかいいようがない。

題名:YES! (_) 姫屋ソフト 原画:大野勉、他
D ギャグ 笑い/話
笑い満載の極短オムニバス。最後には無理してシリアスになったり、意味不明の展開が色々あって良作とは口が裂けてもいえませんが、笑えます。選択肢の3つに2つは冗談が混じってます。ついでに言うとHではありません。何であれ中途半端という感じ。内容はバンパイヤ、ロボット、亡国の姫の三つ詳しい内容は・・・知っても無意味です。続編に「YES!HG」があります。面白いかというと面白いです。お勧めかというと絶対に勧めません。姫屋ソフトは97年にr.かC'sに逆合併(?)されたと聞いたのですが、海外向けのゲーム販売をしているようですね。詳細不明です。

題名:雷の戦士ライディ (_) Zyx シナリオ:朝凪軽(GM)
D DRPG 簡単DRPG/レベル上げ必須
典型的なダンジョンRPG。計6Fの塔を攻略するのが目的。1Fごとにボスキャラが待ち構えています。このボスキャラに勝つ、負けると2通りのHシーンが用意されています。これが一番の特色。後、2F、3F、4FにはおまけHシーンが存在、計15通りのHシーンがあります。しかし、透ける壁、回る道、ワープ、仕掛け、とカギ、ボスの弱点などダンジョンRPGとしてもなかなかの出来。短いのが玉に瑕ではありますけどね。評価は低いですがおすすめは出来ます。ボスキャラは1Fから鞭、棒(?)、蝋燭、浣腸、木馬、触手でモンスターも全て女の子(最後だけ抜かして)。おまけHだけ男の人が出演します。難しい事はありませんが、一つ階を上がるごとにレベル上げしてからというのはどうも面倒ですね・・・。ええと、一般場面については「雷の戦士ライディ2」のレビュー見てもらえばほとんど同じなので支障ないです。

題名:雷の戦士ライディ2 (_) Zyx シナリオ:朝凪軽(GM)
D DRPG ボスに負けてもH/単純
正統派ダンジョンRPG。階層ごとにボスがいて倒すにはそれぞれ条件が必要、そこらへんが謎の要素。簡単だけど詰まると大変。特色はボスに勝つ、負けるの二つのバージョンのHが用意されていて負けるとやられてしまうというところ。(勝つとおしおき)他には特色ありません。でも意外と面白いです。実は1、2共に最後までやったのですがボリューム以外はほとんど変わりません。もしこの手のゲームが好きならば十分お勧めできる内容だと思います。(その他にも町の住民にやられたり、一作目の敵と取引したり、ダンジョンで入手したアイテムを使ってみたり。色々仕掛けがあったりして遊び心のある作品。18禁DOSゲームでは好きな作品として10位以内に入るかも。)

題名:戦巫女 -Vestal virgin- (一般)(_) ALICE SOFT 原画:むつみまさと ゲームデザイン:む~みん
W 育成 シナリオ/単調?
これは世にも珍しいアリスソフトの一般指定ゲーム、しかもCD2枚組み。値段も安いし育成シミュレーションが好きならおすすめ。ちょっとシリアスな化け物退治の物語。でも修行中のCG等笑いもとろうとしてていい。ついでにみんなしゃべったりもしますし。主人公がクール。アリスソフト臭さがある作品で、系統で言えば「アンビバレンツ」に似ていますね。それを少し現実的に明るくした感じかな?修行がメインで自由行動でイベントが進行、それで仲良くなったり修行のメニュー増えたり色々。音楽や声優もうまいので必見。今なら格安、是非プレーしてみてください。

題名:一罰②百快 (_) BRAND 原画:KIKI シナリオ:雑賀匡
W 麻雀 独特のセンス/前作の焼き増し
脱衣麻雀+α。フルボイス。安物の雰囲気が楽しげ。前作で押しかけ助手になった茜と共にまた麻雀勝負をする事になった主人公。今回も女学校を舞台に、中華、アラビア、科学、シスター(教師)、巫女のコスプレ(?)少女達、後番外で茜と脱衣麻雀に挑む。今回はコスプレに凝っているらしく茜は学校の制服の1バージョンのメイド服を着ている。4回勝負で1回勝つと、上着、2回勝つと、下着、3回勝つと、罰ゲーム、4回勝つと、H。こちらが負けた場合は最後を除いて逆に茜が同じ目にあうが、罰ゲームは主人公が身代わりになることも出来る。このゲームの特徴はこの罰ゲーム。後はフルボイスがかもし出す馬鹿なノリ。罰ゲームは5種類用意されていて対戦相手によってシチュエーションが違う。羞恥系、S系、化け物、百合が多い。バリエーションはなかなかだろう。ゲーム自体は前作同様の快適さがあり、麻雀の出来ない人も闘牌で気軽にプレーできる。ただ、音楽やノリなどギャグ要素が前作よりも落ちている。音楽はあまり珍しくない、場面にあったものを普通に使っている場合が多い。ノリは前作と全く同じネタが登場したり、さすがに2度は楽しめない。登場人物もいかにものカテゴリーに属していて露骨過ぎるように感じた。馬鹿ゲーとしては前作の方がまだましだが、そこそこ楽しめる脱衣麻雀ゲームなのではないかと思う。(番外編がプレー出来なかった、プレー条件は大体見当がつくが面倒で・・・・)(茜という恋人(?)がもういるので今回は個別エンディングはない。所でエンディング曲はちょっと珍しいかも。)

題名:一罰百快 (_) おてもと 原画:KIKI シナリオ:雑賀匠 原案:ねこさん
W 麻雀 独特のセンス/難しい?
脱衣麻雀+α。フルボイス。安物の雰囲気が楽しげ。有能だがHな霊媒師の主人公ゆえに女子学園に妖怪を逃げ込ませてしまう。憑かれている女性の目星を付けるが、彼の除霊法ゆえに拒否され麻雀勝負をすることに・・・・。当然ストーリーはほとんど意味を為さない。ゲームは麻雀のほかに、闘牌という遊び方でもプレーできる。牌の柄で強弱があり配られた5個の牌を出し合い3回以上勝てば良いというもので、運に左右される。だが、麻雀ができない人でも遊べるのはうれしい。ただの脱衣麻雀ではなく、3回勝つ(4回でH)と相互に罰ゲームが与えられ、、主人公が勝った場合はオナニー、裸で散歩、ロープで拘束、フェラ、女の子と絡む、の中から一つ強制できる。相手が勝った場合はその逆。で、この中に一つだけCGが複数見れるものがあり、それを選び勝利すると個別のハッピーエンドが見れる(Hではない)。ここで一つ気になったのが、女の子と絡むという選択肢。主人公の場合は男とポーズをとらされるが、相手の場合は頼みもしないのに下CGの一番右の先生がしゃしゃり出てくる。生徒を毒牙にかける先生なわけだ。ということで、まとめに入る。四流アニメのような声優とねじが外れている会話が安物の雰囲気を醸し出していて、なぜか面白かった。Hも濃い目なので気になったら買ってみてもいいだろう。(音楽が印象的。アジアンテイストと言おうか、何か繰り返し同じフレーズしゃべってました。それがみごとに雰囲気とあってなくてグー)(「一罰百快special」として「一罰百快」「一罰②百快」がセット販売されている。)

題名:いちょうの舞う頃 Autumn color (_) Types 原画・ゲームデザイン:わがすりあ狂介
W 三角関係 音楽/絵が少し・・・
三角関係恋愛ゲーム。当然主人公一人に彼女二人。堅実丁寧な物語進行で気だるささえ感じます。取りとめもなく恋愛模様を眺めている感じで恥ずかしいですね。べらぼうに日常してます、実際はこんな日常は無いですしょうが日常を思い起こさせます。下のCGの二人は男子生徒の憧れの上級生と幼なじみの上級生。二人が主人公を取り合う・・?下級生の二人は親友同士。一方に告白されて付き合っているのですが、もう一方の彼女も気に掛かったり・・?他に妹、母、親友が出てきます。はっきりいって萌えとか18禁とは無縁の物語。絵のせいかどうかは知りませんが浮いた感じのしない真面目なお話。後、長いです。選択肢も多く意外と難物。つまらなくはないですが二度とはしないでしょう。魅力に欠けるかな?恋愛そのものが好きな人にお勧め。あ、物語に音楽があってないかも・・・レベルは非常に高いんですけどね。

題名:イノセントトゥアー (一般)(_) KSS/LONG SHOT 原画:桐嶋たける、ジェイコブ・E・マクラレーン、西野司 シナリオ:苑崎透
D_?? すごろく 笑えて泣ける(?)シナリオ/難しい
メルクリウスプリティー」「ピクシーガーデン」と独特の世界観を持った秀作を送り出していたロングショットの作品。この3作品の中では一番影が薄い。(メルクリはDC版としてリメイク+Win版としてもリメイク。その他小説、漫画など幅広い広がりを見せる。ピクシーガーデンもWin版に移植されている。)秀作すごろくRPG風味。カードを引いてマス目を進んだり相手にちょっかいかけたりしてゴールを目指す。裸なんて当たり前のエロと重厚なオカルト風味の会話が織り成す物語は必見。発売当時は大々的に宣伝していたのだがあまり売れなかったようだ。しかしキャラクターデザインは中村うさぎ原作の「極道君漫遊記」で有名な「桐嶋たける」を起用している。決して駄作ではないのだが、ゲームバランスが悪く先に進めないのでストーリー展開が気になってもプレーする気が起きなかったということで売れなかったのかもしれない。さて、遅くなりましたがゲーム概要。基本はすごろく。最初に3人の主人公を選ぶ事ができます。それぞれ違うストーリーですがそれはまた後で。まず、カードを引きます。出た目だけ進みますが進まないで魔法力として貯えたり妨害魔法を相手にかけることが出来ます。マップにはモンスターと宝箱、後ショップ、休憩所があります。モンスターを倒すと色々な効果のあるカードとお金がもらえます。宝箱には主に能力値を上げるカードが入っています。ショップはアイテムやキャラによっては装備も売ってます。休憩所はもし力つきてもスタート地点まで戻されずに休憩所まで戻されるという利点とHP回復。後はそのマップのキャラクターとの会話や時々ボス敵なんかがいます。しかし最終的に最初にゴールにつけるかどうか。もしつけなかったらスタートからやり直し。ゴールまで1時間はかかる事を考えるとやり直しは相当きついです。後になるほど楽になるとはいえ、1ステージ、2回で10回程度もあるのでやり直しがなくともひとつのストーリーを終わらせるだけでも一苦労。さてストーリーはいつ進むかというと特定のコマまでいくと進行します。そのマップの住民が主人公に語り掛けてくることで進行します。この会話が魅力的でゲームなんてほっておいてストーリーだけ楽しみたい衝動にかられます。後はCGを見てもらえればどんなゲームか見当がつくとおもいます。少しエロティックでかつ錬金術を基本としたオカルト系の抽象的な語り口と物語が見事に融合した秀作であるのは間違い有りません。難しいですがやってみてほしい作品です。(3人のシナリオについて。まずエルフ。人間の男と恋に落ちたために水牢にいれられていたが再会の約束を果たすために男を捜し求める。そして黒騎士。とってもよいこでやさしい少女の前に悪魔が現れる。その悪魔に生きている悪魔の鎧を取り付けられて黒騎士にされてしまう。そして聖杯を探し悪さをするように命令されるが・・・。最後にバルキリー。天界に混乱が訪れた。自己中心的で他人の嫌がることが大好きな女神。起きたら嬉々として天界に止めをさすだろうと妹に天界から落とされる。起きてみると見知らぬ森の中。召し使いの天女と共に天界を目指しますが・・・。)

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